EX-400L

接着系アンカー 「カートリッジ型」ARケミカルセッター® EX-400L

接着系あと施工アンカーカートリッジタイプ。
エポキシ樹脂を主剤とした二液混合900ccタイプ。

ARケミカルセッター
EX-400L

900ccの大容量タイプ。
土木案件の施工に最適。
専用エアーディスペンサーの利用により、施工性が向上。

製品構造

高性能エポキシ樹脂の採用により強固な固着力、高い信頼性を確保します。
又、チクソトロピー性を付与することにより、壁・天井施工での液ダレを減少しました。

EX-400L
EX-400L
主剤 硬化剤
主成分 ビスフェノールA/F型
エポキシ樹脂
変性脂肪族ポリアミン
比 重 1.35 1.35
外 観 白色パテ状 黒色パテ状
混合比 2 : 1
容量 900cm3
■チクソトロピー性付与により、壁、天井方向への施工が可能で施工方法が簡単で工期を短縮
従来の現場調合タイプのエポキシ樹脂による壁方向の施工に必要な、空気抜き用パイプのセットやシール処理などの工程が不要。工期の短縮に大きく貢献します。
■幅広い形状、材質のボルトに対応可能
L字筋,U字筋への施工が可能です。インサートやセラミックアンカーもOK。(但し丸棒には使用できません。)
■穿孔条件自由、長孔施工も容易
穿孔径が自由に決められ、穿孔長は設計荷重に応じて決定します。長孔施工への対応も容易です。
■幅広い母材への適用可能
コンクリート、岩盤、ALC、中空母材、レンガ等に使用できます。
■主剤・硬化剤の混合が目視確認できる
黒色硬化剤の使用により、主剤と硬化剤の混合を目視確認できます。
■長い可使時間と早い硬化時間
40℃での可使時間は12分と余裕があり、夏場の大径、長孔に適しています。5℃でも1日で硬化しますので、工期短縮に貢献します。
■在庫管理の簡素化、長期保存可能
全サイズのアンカーボルトを1品種で対応するため品種ごとの在庫管理が不要です。
■確実な混合・安定した強度
カートリッジタイプなので、現場調合ような手間が不要。ミキシングノズルで確実に混合され安定した強度を発揮します。
■湿潤面でも使用可能
湿潤面でも強度をほとんど落とすことなく施工できます。(湧水のある孔では使用できません。)尚、水孔施工については、当社へご相談ください。

製品特長

施工例<埋込長8dの場合>

※アンカー筋材質、種類、コンクリート強度、埋込条件によって許容荷重は異なりますので、実際の施工条件に従って強度計算を実施してください。
※許容荷重はPa=min[Pa1, Pa2, Pa3]の算定値(Fc=21N/mm2), 使用アンカー筋:Mネジ/Wネジ(SS400)D16以下(SD295)D19以上(SD345)
※必要樹脂量は約20%の余剰を見込んでいます。 ※カートリッジ1本当たりの施工本数は目安です。 ※穿孔長は、4d(呼び径の4倍)~20d(呼び径の20倍)の範囲で対応可能です。

使用方法

カートリッジのナットを外し、主剤、硬化剤のキャップを抜き取ります。   取り外したナットをノズルに通し、ナットを締めこみノズルをカートリッジに取り付けます。取り付けは使用直前に行ってください。   カートリッジ押さえ(帯板)でカートリッジを押さえ込み、フックをかけます。
※押さえ帯板の変形が大きい場合はカートリッジのセット状態を点検してください。
  カートリッジ押さえ(帯板)を開き、カートリッジをホルダーにセットします。
※ホルダーの切欠き部にノズル取り付け部が乗り上げないようにご注意ください。

※上の図をクリックすると大きな写真になります。
※エアー式ディスペンサーの使用方法については、製品カタログ、製品付属の取り扱い説明書をご覧ください。

施工方法

コンクリートなどの母材に穿孔し、清掃します。トリガーを引いてその孔底より樹脂を必要量 注入し、可使時間内にボルトや異形棒鋼を静かに回しながら押し込みます。なお施工開始時の初めの20cm3前後は樹脂を捨てて下さい。

EX-施工方法

可使時間と硬化時間

  • 可使時間:樹脂注入開始から樹脂に流動性がなくなるまでの時間(この時間内にボルトを挿入して下さい。)
  • 硬化時間:荷重をかけられるまでの時間(可使時間から硬化時間の間はボルトに触れないで下さい。)
温度 5℃ 10℃ 20℃ 30℃ 40℃
可使時間 2時間 1時間30分 40分 25分 12分
硬化時間 24時間 16時間 8時間 5時間 3時間

※5℃より低い環境では極端に強度が低下するので使用しないでください。

包装仕様

■EX-400L樹脂セット内容

EX-400L-set

樹脂カートリッジ1本
ミキシングノズル1本

品番 小箱 大箱
内容 大箱内訳 内容
EX-400L
(樹脂セット)
5セット (小箱×2) 10セット
MX-EX4L
(別売ミキシングノズル)
10本/袋 (小袋×10) 100本

積算価格

品番 名称 単価(円)
EX-400L EX-400L 樹脂セット 16,800円 /セット
MX-EX4L EX-400L 専用別売ミキシングノズル 1,080円 / 本

取扱上の注意事項

ご使用前に必ず、総合技術資料・施工要領書・SDSをお読みください。なお、入手方法につきましては下記へお問い合わせください。
総合技術資料、施工要領書及び以下の注意事項に従わなかった場合に発生した事故については、当社は一切責任を負いません。

■安全衛生■

カートリッジには主剤・硬化剤が充填されており(カートリッジとは内容物の入っているものを表します。)その内容物は皮膚に付着したり、蒸気を吸入しますと、かぶれ、中毒やその他の健康障害を起こす恐れがありますので、次の注意事項を守ってください。

【作業前】

  • 使用する際は、保護手袋(ゴム手袋等の不浸透性手袋)、保護メガネ、マスク、長袖衣を着用すること。また、必要に応じて、有機ガスマスク、送気マスクを着用すること。
  • 作業は通気の良いところで行うこと。
  • 火気のある場所では使用しないこと。

【作業中】

  • 皮膚、作業衣に樹脂が付着しないように注意すること。付着した場合はかぶれ等の原因となるため洗剤等で洗浄すること。
  • 樹脂をこぼした場合はすぐに拭き取ること。

【作業後】

  • 使用後は必ず、中性石鹸で手や腕をよく洗うこと。
  • 使用後は必ずうがいをすること。
  • 作業衣、保護具等は洗剤で洗浄し、常に清潔にしておくこと。

■救急処置■

  • 皮膚に付着した場合、多量の水と石鹸で優しく洗うこと。
  • 皮膚又は髪に付着した場合、直ちに、汚染された衣類をすべて脱ぎ又は取り除くこと。
    皮脂を流水又はシャワーで洗うこと。
  • 吸入した場合、気分が悪い時は、医師に連絡すること。呼吸が困難な場合には、空気の新鮮な所に移し、呼吸をしやすい姿勢で休息させること。
  • 眼に入った場合、水で数分間注意深く洗うこと。次にコンタクトレンズを着用していて容易に外せる場合は外すこと。その後も洗浄を続けること。
  • ばく露又はその懸念がある場合、医師の手当て、診断を受けること。
  • 気分が悪い時は、医師の手当て、診断を受けること。
  • 皮膚刺激又は発疹が生じた場合は、医師の診断、手当てを受けること。
  • 眼の刺激が続く場合、医師の診断、手当てを受けること。
  • 汚染された衣類を再使用する場合には洗濯すること。
  • 火災の場合には、適切な消化剤を使用すること。

■使用上の注意事項■

カートリッジの内容物には高温になると急速に分解するものがありますので、次の注意事項を守ってください。

  • 火気や高温物にカートリッジを近づけないこと。
  • 火の中に投げ込まないこと。

その他、次の注意事項を守ってください。

  • 本製品は、注入タイプの接着系アンカーです。それ以外に使用される場合は販売店・メーカに相談すること。
  • 丸棒などの表面に凹凸のない棒鋼には使用できません。
  • カートリッジの内容物は高温になると急速に分解し、破裂する恐れのあるものが含まれているので、火の中に投げ込んだり高温物に近づけないこと。(例えば、バーナーの火花や溶断直後のボルトなど)
  • カートリッジを切断、分解したり、内容物を取り出して使用しないこと。
  • 作業中でも、カートリッジに直射日光をあてないこと。
  • カートリッジに表示した使用期限を経過したものは使用しないこと。
  • ディスペンサー、ミキシングノズルを分解しないこと。
  • 専用のミキシングノズルを使用すること。また、強度低下の原因となるためスパイラルを外したり、折ったりして使用しないこと。
  • ミキシングノズルは使用する直前に装着すること。
  • 必ず、専用のディスペンサー使用すること。また、ディスペンサーを他に転用しないこと。
  • 施工する際のはじめのトリガー3~4回分は捨てること。強度が出ません。
  • 樹脂の反応熱により、ミキシングノズル及び樹脂が厚くなる恐れがあるため注意すること。

廃棄上の注意事項

■廃棄上の注意事項■

  • 内容物、容器を廃棄する場合は、都道府県知事の許可を受けた専門の廃棄物処理業者に業務委託すること。
  • 使用後のミキシングノズル及び空容器は廃プラスチックとして廃棄すること。
  • 空容器類を廃棄する場合は、内容物を完全に除去してから廃棄すること。
  • 樹脂の付着した布等は密閉容器に回収し、産業廃棄物として廃棄すること。
  • 内容物及び溶剤等は河川等環境中に投棄、漏洩させないこと。

輸送・保管上の注意事項

■輸送・保管上の注意事項■

  • 容器の漏れがないことを確認し、転倒、落下、損傷ないように積み込み、荷崩れ防止を確実に行うこと。
  • 火気厳禁。また、直射日光を受けないようにすること。(作業中でも直射日光に当てないこと。)
  • 開封後は、出来るだけ早く使用すること。使用途中のカートリッジを保管する際は専用キャップをして保管すること。
    ミキシングノズルを付けたまま保管すると吐出口が詰まり、施工不良(未硬化)の原因となる。
  • 冷暗所に保管すること。それ以外に保管すると使用期限内でも使用できなくなることがある。(樹脂が吐出されなくなる。)

都合により予告なく仕様を変更する場合があります。あらかじめご了承ください。