カプセル長は製造上の都合による長さであるため問題ございません。MU-16を使用する場合は穿孔長を140mmとし施工ください。
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APとHPの意味を知りたいです。
AP(アルカリプルーフ)とHP(ハイパフォーマンス)の略称です。
注入方式の再利用方法を教えてください。
プラスチックカートリッジ製品
(EA-500、EA-500W、EA-500S、EX-400L)
・・・使用期限内であれば再使用可能です。使用後は口元をふき取りキャップをして冷暗所に保管してください。ミキシングノズルは一度使用したら処分し、次回施工時は新しいミキシングノズルを取り付けて使用ください。
フィルムパッケージ製品
(EA-350、EX-350)
・・・使用期限内であれば、使用開始から4週間以内の再使用が可能です。使用後はホルダーに装着したまま、ミキシングノズルを取り外さずに冷暗所に保管してください。次回施工時は新しいミキシングノズルを取り付けて使用ください。
注入型を施工するには樹脂セットと何を購入すればいいのかわからない。
樹脂セットと合わせてディスペンサーを購入してください。
【適合品番】
EX-350、EA-350・・・DM-350、DP-350
EA-500、EA-500W・・・DM-EA5、DP-EA5
EA-500S・・・DM-EA5S(市販の強力型コーキングガンで施工可能)
EX-400L・・・DP-EX4L
DM・・・ハンドディスペンサー
DP・・・エアーディスペンサー
使用後のプラスチックカートリッジの処理方法を教えてください。
産業廃棄物(廃プラスチック)として、自治体の指示に従い廃棄してください。
エポキシアクリレート樹脂とビニルエステル樹脂は同じ樹脂ですか。
エポキシアクリレート樹脂はビニルエステル樹脂の一つで、有機過酸化物-アミン系の触媒で反応が開始され、硬化します。
L字筋(L字型の鉄筋)の施工はどの品番で可能ですか。
接着系あと施工アンカーARケミカルセッター®を用いてのL字筋の施工は、次の2種類で施工可能です。
(1)カートリッジタイプ(EAシリーズ、EXシリーズ)をご使用ください。
(2)MUアンカー(打込みタイプ)をご使用ください。
接着系あと施工アンカー ARケミカルセッター®の施工要領書や総合技術資料では「埋込長5d以上で施工してください」とありますが、5d未満でも施工できますか。
ARケミカルセッター®を使用する際に、埋込長が浅いと、樹脂と硬化剤の混合が不十分となるため未硬化となったり、コンクリート表面の剥離破壊によって、所定の強度を発揮しない恐れがありますので、カプセルタイプの施工は行わないで下さい。(d=ボルト径)
※どうしても施工が必要な場合は注入方式(カートリッジタイプ、EAシリーズ・EXシリーズ)をご使用ください。 その場合でも埋込長は4d以上を確保して下さい。
穿孔後の孔底からのコンクリート厚さはどれくらい必要ですか。
穿孔中及び埋め込み中に、孔底を施工機械で打ち抜かないことが重要です。
穿孔機械により差はありますが、孔底から40~50mm程度を目安として下さい。
穿孔長が浅いためカプセルが孔から飛び出している場合はどのように施工すればよいのですか。
接着系あと施工アンカー ARケミカルセッター®カプセルタイプを基準孔底より浅く埋め込む場合は5d以上として下さい。浅いと樹脂と硬化剤の混合が不十分となるため未硬化となったり、コンクリート表面の剥離破壊によって所定の強度を発揮できない恐れがあります。
(1)ガラス管タイプの場合
穿孔長よりカプセルが飛び出している場合は、まず、ハンマーなどで上から叩き孔内に押し込んでください。その場合、カプセルの内容物は孔内に挿入してください。
※内容物を孔内に挿入する場合は、ガラスなどで手を切らないように注意してください。
(2)フィルムタイプの場合
ボルトの先端等を使い、カプセルの内容物が全て孔内に収まるように押し込んでください。
(詳細はHPアンカーの施工要領書をご覧下さい)
※樹脂と硬化剤の混合比が変わって、所定の強度が出ない恐れがありますので、カプセルは絶対に切らないで下さい。